ポール・ケネディ「大国の興亡」上巻を読み終えました。
スペイン、オランダ、フランス、イギリス、オーストリア(ハプスブルク家)、プロイセン。
西欧世界で入れ替わり立ち替わり主役が変わるのは経済力、軍事力、外交力、結束力が入れ替わるから。
盛者必衰の理。
どんなに勢いが盛んな者も必ず衰えるものであるという道理をあらわす。
今の自民党にも似たような姿が重なる。
さて、11月の大統領選挙、強いアメリカはどうなるのか?
歴史から私たちは何を学ぶべきか?
歴史学習をどう企業経営に活かすべきか?
言えるのは停滞は衰退につながると言う事。
見える資源、見えない資源、資源を有効活用する事が繁栄をもたらす。
ある意味、政治体制も資源=社会資本だから、これもしっかりしてもらわなきゃ困る。
資源を見極め、活用し、成長し、成熟し、世代交代を図り、新たな資源を見出し、その循環をより良いものとし、希望を持ち続ける。
目指すべきは植民地ではなく、覇権でもなく、市場占有でなく、ベーシックインカムでもない。
勝ちも負けもなくただひたすらに道を極める、そんな姿勢が良い気がする。