思想が凝り固まらないようにしたいと思います。
だから読む本も自分の好みと違うものをあえて選んだりします。
今回は長編推理小説。中井英夫の『虚無への供物』(きょむへのくもつ)。
小栗虫太郎『黒死館殺人事件』、夢野久作『ドグラ・マグラ』とともに日本探偵小説史上の三大奇書と称される。
ダークな舞台で次々と人が死んでいく。
謎解きの展開が目まぐるしく変わる。
私は話の内容より、著者がこの本を書くのに費やした10年と言う歳月や両親からの影響に思いを馳せました。
多様性培養。
自分の中にいろんな自分を持つ事でいろんな場面に対応できると思います。