2024.07.27

森をきれいにする感覚

昨日はギャニオンさんとメープルの森に入りました。

まず森に入る前に深い溝があるので、ギャニオンさんはそこに橋をかけようとしてます。

橋をかけたらユンボが山側に渡り、斜面の上まで車が入る道を作りたいと言ってます。

メインの道ができればそこに樹液を集め、運び出す事が楽になる。
今は80本のカエデから樹液をとってるが、300本まで増やすとなると集め方を楽にしないと難しい。

メインの道からサブの道が数本伸びてて、そのサブの道は平ら。

ギャニオンさんは森をきれいにすると言いますが、その意味は木を観察し、選定し、悪い木を切って薪にし、人が容易に森に入れる状態を言ってると思います。

私はギャニオンさんが言う理想の森を完全には理解してないし、その達成過程を共有できてないが、それでもギャニオンさんの森に対する姿勢が新鮮な学びとなっています。

それはカナダ人が何世代もメープルの森と向き合ってきた伝統に裏打ちされてるのでしょう。

その伝統の恩恵を日本人の私たちがお裾分けいただく事はありがたいと思います。

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