昨日はなんと養老孟司先生に会いました。
栗山ハサンベツの里山で開かせた講演会。
意外でしたが2038年に南海トラフ沖地震が来るかもしれないが、その後の日本を見てみたい。
と言う話でした。
その前に人口や機能を分散した方が良い。
北海道は雪があるから分散先に適してるかどうかわからない。
エネルギーの自給について森林バイオマス蓄積の年間増量はエネルギー使用量の4%しかない。
GDPを増やすことにあくせくするのはやめた方が良い。
地震後に日本の政治は変わるだろう。
養老先生はその時101才だけど、どんなふうに変わるか見てみたいと言うのです。
先生は今86才。
でも頭は切れる。
ほんとに頭の良い人は残酷なこともへっちゃらで言うもんです。
会えて良かった。
さて午後からは森林組合の職員ときのこ観察会。
道民の森へ出かけました。
ひんやりした秋の湿気の多い空気の中、アカエゾマツ林を歩きました。
シロマツタケ。
オシロシメジ。
ハタケシメジ。
ナメコ。
事前に下見してくれた森林組合職員のおかげでさほど探さずにいろんなキノコを探すことができました。
森の事を知り、森と仲良く暮らす。
森林組合がその仲立ちができたらうれしい。
道民の森から帰る途中、現在植林している場所を見てきました。
人間の都合で放棄されてしまった農地に森林組合がマツを植えます。
平らで仕事はやりやすいけど、若干、水位が高い場所があるそうで、これから植林するマツがうまく定着してくれることを期待します。
晩ごはんは森でとったキノコをありがたくいただきました。
新鮮で食感よく、塩バター炒めで美味しくいただき、多かった分は冷凍保存しました。