先日、当別高校を訪問し、いくつか施設を見せてもらいました。
定員割れの続く当別高校の地域連携を図る中で生徒の成長を図り、地域の活性化にも繋げる策を模索してます。
その一つとして農産物加工を考えていて、まずは調理室を見せてもらいました。
思った以上に教室は広く、いろんな機材が揃ってるのに驚きました。
今、地元おおつか農場さんと組んでトマトジュースやポールトマトの加工を考えてるのですが、なんかできそうな気がしました。
また味噌づくりやとうきびやブロッコリーのペースト加工も検討中でこの辺も課題を洗い出したいところです。
家庭科室が別にあり、こちらも広い。
なるほどと思ったのは農産物加工は園芸デザイン、調理は家政科と別れていて、そこの連携が難しい。
どこの組織でもそういう事はある。
高校存続をかけて先生たちの連携が必要だが、地元企業が関わる事で連携が促進されると良い。
また他の高校が縮小して加工機械が余る事があるそう。
それをもらえばできる加工の種類が増える。
次に空いた教員住宅を見せてもらいました。
10部屋以上ある教員住宅は全部カラ。
北海道としては売却したいそう。
これを加工場にできないかと思ったのだが、改修に結構お金はかかる。
教頭住宅もカラ。
空き家、空き店舗も問題だが、空き公共施設も問題だなと思いました。
教員住宅を加工場として可能性ある場所として押さえておきつつ、寮とか別な実習施設にして企業と連携を図ることもできそう。
医療大学移転問題で思ったのは突然おこる災いもあるが、すでに始まってる災いに対処する事も大事。
それらに地域がどれだけ真剣に対応するかで未来が変わる。