生き甲斐を考えるための読書、茂木健一郎著、IKIGAI。
生き甲斐の5本柱。
柱1 小さく始めること
柱2 自分からの解放→無我と謙虚さ
柱3 調和と持続可能性→和の精神
柱4 小さな喜び
柱5 今ここにいること
私にはまず、脳科学者でもともとは物理を研究していた茂木健一郎が生き甲斐について本を書いたというのが斬新だった。
またこの本は2017年に英語版で出されたものの翻訳版で海外では結構売れたらしい、と言うことも斬新。
内容については和の精神に関連する事が多く、私が今回、生き甲斐について調べようと思った、北海道らしい家づくりとは何か?と言うテーマとどこかで通じている可能性を感じた。
北海道は四季がはっきり分かれていて、その季節の変化を感受性を豊かにし味わう事により、窓からの景色や空気の質感、その他五感で感じる変化を楽しむ事ができる。
北海道の広さやスケールの大きさを日本画的な美意識でとらえる。
広い敷地と小さな家の関係性を和的な感性で解釈するとデッキや庇、窓のあり方が見えてくる。
家にいる事が多い冬の過ごし方。
読書や音楽、家族との会話など内面にフォーカスする時期としての冬である一方で雪かきで外に出ることも結構多い。
その雪かきもきれいに雪かきした時の清々しさを小さな生き甲斐と思えば、得した気になる。
IKIGAIの読書に触発されもう少し1人ブレストをやってみようか。