投票率が低くなって常態化してます。
政治に対する期待度が下がってるからだとされます。
せっかく民主的制度が揃ってるのに、それが機能してない。
環境問題や経済成長を達成するための構造改革、スピード感のある時代対応、少子化対策、莫大な国の負債など政治がなすべき課題はたくさんあるのに進展が実感されない。
一方で変化にして民衆が抵抗するから、痛みを伴う改革が実行できない、結果的にバラマキや総花的政治家が票を取ってしまう。
政治家や民主とは別に行政組織もうまく機能してるとは言えない。硬直化してる行政を政治主導でスムーズにできないものか。
民主主義はお互いの顔が見える小さな町の方がやりやすい。
町でも国でも町長や総理大臣の人間性や説明態度、先見性やリーダーシップによるところは大きいが、トップ1人の技量に頼るのが正しい民主主義なんだろうか?
みんなの意見を上手に取り上げ、政策に反映し、痛みを伴う変化に対して民衆を説得し、その成果を民衆と共に分かち合う政治だったら、政治にワクワク感が生まれるのだろうか?
この本を途中まで読み進めながら民主的なやり方について考えてます。
私自身が政治家では無いので、投票に行くしか出来ることは無いけど、会社経営や商店街経営、商工会経営、地域経営と言う話になると、当事者感が生まれる。
たまたま集った何十人かで「民主主義」を実践しようとすると、その集団が目指すべきゴールを明確にしないと求心力がわかない。
目的を持つことが目的化されるのは違和感があるが、民主主義は目的がないとうまく機能しないのかもしれない。
まずは自分の身の回りで試してみたいと思う。