当別川は延長72.5Km、上流から石狩川に合流する下流までほば当別町内を流れてます。
源流に向かって一番川から六番川と言う名前がついた支流があり、六番川まで行くとかなり深い山奥になります。
当別ダムが造る人工湖は当別ふくろう湖と言い、ふくろう湖以北には道民の森があり、私達はそのエリアを青山と呼んでます。
私はたびたび青山に行きますが、昨日は以前から気になっていた橋を見つけに行きました。
この橋は一番川地区の普段人が行かない場所にありますが、私は以前からGoogle mapでその存在に気がついていて、行ってみたいと思っていました。
まだ雪があったら行けないと思っていましたが、何とか見つけました。
この橋、比較的新しいのですが、この橋を渡った場所に昔、北海道が「環境の村」と言う構想を立てていました。
「環境の村」はイギリスのウェールズ中部の Dyfi Vally にあるCAT(Centre for Alternative Technology=代替技術 研究所)をロールモデルとしていました。
道民の森と並び環境学習をするテーマパーク的な構想はバブルと共に立ち消えましたが、この橋が何かを物語っています。
橋を見つけた後、いつもの見晴らしの松を見に行く。
見晴らしの松は火事で焼け残ったと言う事ですが、周りに白樺が多いのはいったん火事で古い木が焼けたからなのか?
当別町市街から道民の森へ向かう道は道々当別浜益港線(通称 当浜線(とうはません))と言います。
昨日は当浜線からそれた脇道を入り、そこからも当別川を眺めてみました。
当別川淵は泥岩が削られた河岸で、たまに泥岩の中に化石があったりします。
朝日にさざなみが光るふくろう湖の水面。
青山は車で行くと早い。
私にとってこの辺は庭みたいな場所。
と言う事は誰にとっても庭みたいな場所。
庭というには広すぎるけど、北海道だったらそれくらいのスケール感があっても良い。
支流も含めて様々な表情のある当別川。
過去の歴史を辿れば興味深い話もある。
暑寒別岳を望む草原やエメラルド色の二番川、道々沿いの白樺林などいろんな見どころがある当別川流域を自分としては「流域の庭」として、これこらもおつき合いさせていただこう。