坂本龍一さんが亡くなりました。
追悼の意を込めここ何年か弾いたことのないピアノの前に座りました。
私は間違ってばかりいるので家族からピアノを弾くのを咎められております。
しかし、今回は追悼ですので、周囲の非難もさほど厳しくありません。
エナジーフローとか戦場のメリークリスマスなどは私には難しく、シャープとかフラットのない『鉄道員『ぽっぽや)』が私には合ってます。
1ページに5回くらいはつまづいちゃうので人様に聞かせる事はできませんが。
近年、学園都市線の廃線箇所やJR留萌線を巡ったり寂れた駅や線路に触れる機会が多いので『鉄道員』は最近の私と親和性が高い。
『鉄道員』
公開日: 1999年
監督: 降旗康男
原作者:浅田 次郎
主演 : 高倉健
共演 : 大竹しのぶ、広末涼子、志村けん
ロケ地 : 撮影で廃線が決まったローカル線の「幌舞駅」として使われた駅舎は、北海道南富良野町JR根室本線の「幾寅駅」。
この主題歌を坂本龍一が作曲しましたが、私はこの曲のメロディはすごく美しいと思ってます。
坂本龍一さんは亡くなりましたが、こうして曲は残って行く。
曲と言うのは物質でもなく、エネルギーを使うわけでもないのにこうして人々の心を永遠に癒してくれる無形の作品。
後世に残る仕事としての理想系で、仕事のあり方としていつもとしてあやかりたいと思うのです。