昨日から第10回当別ひな飾り展が始まりました。
4月9日まで。
初日の昨日はメイン会場の米口さんに157人の人が来てくれました。
何人かの人にどこから来たのか?どうして来たのか?などを尋ねました。
面白かったのは篠路から来た高校2年生男子3人組がつるし雛を見に来た事です。
さらに彼らは当別が好き!当別はアットホーム!1人は将来、当別で焼肉屋をやりたいと言いました。
若者の感性がこれほどまで多様化してるとは驚きです。
まだまだ世の中可能性あります。
10回記念という事でさまざまな催しが企画されてます。
そのうちの一つ、小島柚穂さんの染め物ワークショップ。
地元JCメンバーが染め物体験してました。
これも意外な組み合わせ。
JCメンバーには「当別は『和』が似合う」と言うコンセプトに共感して欲しい。
午後からは歴史講座。
青山を走っていた全長31kmの当別町営軌道の話。
今でもところどころに橋脚が残ってます。
講座後、1人の郵便局員が熱心に橋脚が残っている場所を先生に尋ねてました。
できればどこかに軌道の歴史看板を立てたい。
二番川付近に私も時々訪れるルータカ橋と言う橋があります。
実はルータカ橋と言う名前は昨日の講座で初めて知ったのですが、この橋も軌道で使われてたそうです。
ルータカの語源を調べると留多加という地名が樺太にあり、アイヌ語の「ル・オタカ」(砂浜に道が付いている所、浜路)、「ル・オ・タ・カ」(熊の足跡がごちゃごちゃある所)によるそうですが、当別の場合は2番目の解釈があたりそうです。
歴史講座の次は山口千那さんの篠笛コンサート。
鯉のぼりやさくらの曲を演奏してくれました。
米口さんの他、当別郵便局にも多くの人が立ち寄ってくれましたし、期間中の土日は伊達記念が館臨時開催し、当別神社ではひな飾りの絵柄の御朱印を出してます。
旧湯山邸ギャラリーでも催し物をしています。
4月8日は商工会主催でキッチンカーフェスもやります。
商店街から「和」を核とした新しい文化や産業、コミュニティを生み出す。
10回を過ぎてもまだ手探りですが、こっちの「輪」は広がってます。