昨日は北海道芸術デザイン専門学校(bisen)の卒業制作展を見てきました。
bisenには建築デザイン学科の他、産業デザイン学科マルチデザイン学科、環境デザイン学科、総合デザイン学科があります。
今回の視察目的は採用の調査と今時の若者がどんな設計デザインをするかを見にいく事でした。
作品はとある地域を限定した商業・文化施設が多い印象。
札幌駅の改修提案。
海辺にある昆布漁資料館。
宿泊施設のある道の駅。
心と体を癒す空間提案が多いような気がしました。
私が建築の学生だった40年前より格段に表現力が上がっています。
パソコンやソフトの性能が上がって基礎的な表現力が底上げされてます。
設計デザインには若者が世の中をどのように解釈し、どう変えていきたいかが反映されてます。
社会人になると経済論理の下に若者のみずみずしさが削がれてしまうのが勿体無い。
このエネルギー を空論に終わらせない仕組みがあっても良い。
卒業制作展で興味深かったのはプロダクトデザイン。
商品開発からグラフィックデザイン、パッケージデザイン、ロゴやキャッチフレーズまで一気通貫で企画する作品が数多くありました。
粉物企画。
自分の事ノート。
アロマオイル。
農産物の加工品企画。
プロダクトデザインの他にフラワーアレンジメント。
アニメ。
ファッション。
DIY。
家具などがありバラエティに富み、ボリュームタップリな展示会でした。