読書と言うのは時に忍耐力が必要です。
読んでみたいと思って買うのですが、意外と長かったり、難解だったりすると手こずります。
今回選んだ本は長くてかつ難解なんで断念する事にしました。
ルソーの「エミール」全3巻。
上巻の250ページくらいで脱落。なんかマラソンで脱落するみたいな感じ。
以前、NHKの100分で名著を見てました。
名著は読んだ方が良いと思うのですが、なかなか名著の読書は手が届かない。
この本を買ったときは教育に関心あったんで、名著×教育でルソーの教育論と言われるエミールを選書しましたが、言いまわしが回りくどいと言うか、時代と国のギャップか翻訳のせいか、なかなか頭にスッと入ってきませんでした。
世の中には完読が困難な名著があります。
20世紀文学の金字塔であるマルセル・プルーストの『失われた時を求めて』。
その難解さと長大さゆえに最後まで読むのは至難の業。
途中で挫折した人は数知れず。だそうです。
またカントの「純粋理性批判」も哲学史上、最も難解な名著の一つといわれてます。
それらに比べたらエミールなんか子供みたいな本でしょうが、諦めて次の選書に移ります。