2021.11.12

哲学者の経営談

ゲンロン戦記という本を読みました。

東浩紀さんという批評家、作家ですが、ご本人は哲学者とも自称されています。

様々な出版物や議論イベントを開催してきた東さんの会社の苦難の道を描いています。

私は東さんの主張を聞いたことはありませんが、社会の主流で語られていることが本当にそうなのか?と言う別な視点を持つことが大事と考えてるようです。

またいろいろと失敗を重ねて分かった境地が「孤独」だと言ってます。
自分と同じ人はいない、いないが上に他者とうまく付き合っていく事が求められる。
まず自らの孤独に気づくことが大事です。

そして哲学。
誰もが潜在的に哲学を持っている、哲学者は産婆さんのような存在で、人々の持ってる哲学を生み出す手伝いをするのだ。

そして今の世には哲学が必要だと主張してます。

そして「商品(この場合は本やイベント)」を通じた「会社」と「購入者」間の緊張感や信頼感が大事だと語られてます。
その主張は私の会社にも通じる内容だと受け止めました。

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