生ゴミコンポストにはプラスチックや機械式などがありますが段ボールコンポストは比較的簡便な方法です。
「生ゴミコンポストをやってみてライフスタイルにどんな変化がありましたか?」ということですが、おもしろかったのは例えば魚をまな板に載せる前、魚の頭の部分は食糧だが包丁を入れて切り離した瞬間にゴミになってしまうのはおかしいと思わない?という言葉にはハッとしました。 林さんの家庭では魚の頭は流し内の三角コーナーに入れずに袋に入れて冷蔵庫にしまい、まとめて段ボールコンポストに入れているそうです。つまり生ゴミをゴミ扱いしないという事です。 段ボールコンポストのおもしろさはうまく発酵させると基材(ピートモス6:籾殻燻炭4)の温度がどんどん上がって60度くらいになることだそうです。
3ヶ月ほどで生ゴミを入れ終え、その後1〜2ヶ月ほど発酵させます。その基材はたい肥として使うのですが、たい肥としての効果も充分あり、写真のように単なる土の場合と生ゴミコンポスト堆肥を使う場合とでは作物の生育状況はだいぶん違うようです。