吉田さんは7年くらい前、ニュージーランドのオークランドの郊外にあるレインボー・バレー・ファームに2ヶ月間滞在したそうです。 こちらはジョー・ポラッシャー(故人)がこつこつと築いた最も理想的なパーマカルチャー農場と言われています。
数あるパーマカルチャーの中でもレインボーバレーは美しさに於いて他に抜きんでていて、かつ残念ながらなくなりましたがジョーの人間的魅力と多能工的な才能が多くの人々から賞賛されています。 吉田さんからはレインボーバレーの他にニュージーランドの住宅地にてパーマカルチャー的な暮らしをしている住宅の事例を伺いました。 この中の12のポイントはとても参考になりましたのでご紹介します。
1:微気候を考える・・・その土地の日陰日向風向き。
2:食べ物を作る・・・・・食費が今までの3分の1。
3:果樹のデザイン・・・・コンパニオンプランツを活用。
*ある種の植物どうしをうまく組み合わせると、病害虫や雑草の被害をなくしたり減らすことができます。
この相性のよい植物のことをコンパニオン・プランツとか共栄作物と呼んでいます。
4:生きた土を作る・・・・ミミズコンポストがお奨め?
廃棄物(コンポスト)の利用・・・・生ゴミだけでなくオガクズや枯葉を層状に重ねてねかせる。
6:ローカルな自然素材の利用
7:ニワトリや蜂の飼育・・・・・「蜂の飼育」は第2回のまちなか暮らし研究会でやりましたね。
8:雨水の利用・・・・・・・・雨水を洗濯用とトイレ用に2度利用。
9:都市洪水への配慮・・・・・敷地の土をセメントで固めたレンガづくり。
10:お互いに支え合う関係性 11:隣人への配慮 12:子どもへの環境教育