Sさんは現在、札幌に住んでいてとある札幌の企業に勤めながら夏場の週末は千歳の農地に通っています。 なんと新規就農して農家になっているとのことです。 面積は500坪ほど。きっかけは下の写真です。
Sさんは仕事の関係で農業を絡めた産業クラスター推進に関わったことがあり、そのほかにもいろいろと理由があって就農の機会をうかがっていたそうです。 札幌の八紘学園で農業講座に通い、基礎を学んだ後、就農して3〜4年目。約30種類くらいの作物を栽培しています。
農地を買うための農業委員会とのやりとりなど興味深いお話を聞き、また、無農薬無化学肥料の栽培での苦労話などとても貴重なお話を聞かせて頂きました。
更にすばらしいのは2年ほど前から自分の作った農産物を仲間とともに産直で販売し始めたと言うことです。 ちなみに今年の売り上げは5万円。 経費は50万ほどかかったのではということですからずいぶん赤字です。 それでも来年は売り上げを伸ばすと言うことと、そのために作付けする作物に工夫を懲らそうというお考えだそうです。
次にSさん。今年、小住宅を建設したそうです。 こうなれば本当に完璧です。 この小住宅の一番のメリットは軒下のデッキだそうです。このデッキで雨宿りをしたり作業をするとのことでとても重宝しているそうです。Sさんの取り組みはとても共感できました。またその発想と実行力には敬意を表したいと思います。 私としても辻野建設工業内に「自給自足部」なるものを作りたいと考えているのでとても参考になるお話を頂いたと思います。