会場の都合上、参加人数は10名限定となりました。 まずは長谷部さんが干し野菜作りに関心も持つきっかけとなったお母さんの事をお話しされました。 お母さんが子供たちの食生活に気をつけていたこと、手作り料理にこだわっていたこと、そして今でも野菜を仕送りしてくれることなどです。 次に長谷部さんの干し野菜作りのコンセプトは「簡単」と「おいしい」です。
野菜ならほぼ何でも干せる感じです。大根、にんじん、ゴボウ、長いも、ジャガイモ、レタス、白菜、キュウリ、なす、椎茸などなど。 半干しと完干しのと2種類あります。 干し方は洗濯物のように吊したり、ホームセンターで売っている網かごに入れて吊ったり、新聞紙やざるの上で干します。半干しは一晩で干せます。完干しは4〜5日。 干し野菜はちぎったり、はさみを使ったり、直接、器に入れてお湯を注いだりと、洗い物が少なくて良いというメリットがあります。キャベツの大きな干した葉っぱはロールキャベツに適しています。 例えば下の写真は切り干し大根ですが、ポン酢で戻してあげれば漬け物に、キムチの素で戻せばナムルになります。
長芋は切って、酢水で洗って、干して油で揚げるととってもおいしいそうです。衣をつけなくてもOKです。ゴボウも干すときは酢水で洗います。油で揚げる場合、干し野菜は水ハネしない、油を吸収しない、べとつかないというメリットがあります。ピザのトッピングにも使えます。 干し野菜は焼きそばの具にも合います。干し野菜が汁気を吸ってくれるのでチャーハンにも合います。 干し野菜と味噌、塩昆布を混ぜてカップに入れお湯を注ぐと野菜の具たっぷりの味噌汁ができます(写真)。