まずずばりお値段。材料費が34万。組み立て費が32万円です。 この大きさのビニールハウスを自分で建てるとなると2人で3日間かかります。 そのうちビニール貼りが1日です。 まずは地面に穴を空け、そこに50㎝間隔でハウス両側のパイプをさしていきます。頭をジョイント金具で緊結し、頭と裾と腰に直管パイプを流します。 材料費の中には妻面に取り付けるドア代、カンキットという裾のビニールを開け閉めする器具代が入っています。
ビニールは長いスプリングをレールの中にはめ込んで押さえます。ビニールの素材は濃ビと農ポリ(PO)があります。 農ポリの長所と短所ですが・・・ ○長所 *軽い *丈夫 *汚れにくい *べたつかない ○短所 *保温性が弱い *こすれに弱い *熱に弱い です。 農ポリの耐久性は4〜5年くらい。ちなみにパイプの寿命は20〜30年。
見積書のパイプ太さは25.4㎜ですが、冬期間ビニールをかけっぱなしですと31.8㎜。 また、積雪が肩の高さになる前に除雪した方がよい。雪の重みを押さえるつっかえ棒も別売しています。 最近、ビニールハウスは1m間口の家庭菜園用や車庫、焼き肉ハウス、野球場、パークゴルフ、馬小屋などの用途に使われることもあります。 中が見えない「白白」というシートもあります。 工場を視察しました。