最初に店長さんから店の紹介をしていただきました。 「自休自足」とは別に「自給自足」を目指しているわけではなく、自分のことは自分でやるとか、気張らずマイペースで行こう、といった感じのコンセプトと私は理解しました。 昨日はお勧めコース1480円(野菜サラダ、メインディシュ(チーズカレー)、デザート(シフォンケーキ)、コーヒー)を頼みました。 参加者は8名。それぞれで自己紹介をしながら自給自足について考えることをお話ししました。 当別町に2年前に移住してきたOさんは農村地域で地域の人々と交流しながら暮らしています。自分で畑をやり始めましたが、昨年は作りすぎて野菜を捨ててしまったことを反省して今年は作る量をセーブしようと思っています。 農家作業を手伝ったお返しをお米でもらっています。
昨日、当別町にカフェをオープンしたKさんも神奈川から当別への移住者です。自分の家でも小さな畑を作っています。小さな循環を自分の周りに作り、その中に身を置くことを目指しています。 美唄でデザイナーをやっているМさん。 奥さんの実家が農家です。将来は農業を兼業にしたいと言っていました。また、当別田園住宅のような住宅街を美唄でも実現できないか?農業を目指す若者が集まるコミュニティを作りたい・・・という夢を語りました。 個人設計事務所をやっているHさん。 昨年、初めて当別田園住宅を1軒、設計しました。 Hさんに声をかけられ始めて参加した女性建築家のKさん。 ちょうど自給自足についての問題意識を持ち始めていたそうで、その実践として今年はベランダでハーブを栽培する予定です。 私、辻野はちょっと夢的な話をしました。それは社員で役割分担する自給自足です。野菜生産担当社員、畜産担当社員、調理担当社員など会社自体で自給自足を実践する会社が夢であると話しました。
以前のまちなか暮らし研究会で山奥に設置した「小屋」にお試し一泊したT女史。 当別町と江別市の農家と連携し、都市市民に農村体験メニューを提供しています。 今回の震災で水の大切さに気がつきました。社宅住まいで今まで一軒家を持つことは眼中にありませんでしたが、わき水の出る場所だったら家も持ってもよいかな?と最近、考え始めました。 当社、営業の中野社員。 休日は奥さんと畑作りに励んでいます。どうも話を聞いていると奥さんの主導権のもとに畑作り作業を行っているようです。 ということで食事をしながら、いろいろとお話をしました。 「空気」「水」など生命の維持に不可欠なものの自給自足が大事である。電気がない生活は確かに考えられないが、ちょっと前までは電気がない生活があったわけだから、電気がないと生きていけないわけではない。 増えているエゾシカを食料にする。エゾシカを捕獲するための罠づくりや狩猟免許の規制緩和について・・・。一家に一匹、豚を飼うとよい。 農村に後継者がいない。離農農家の農地を残った農家が引き受けざるを得なくて、いやがおうにも1台1000万円もする農業機械を買っていく。しかし、その一方で共同でその機械を利用するという合理的なことにもならない。 などなど・・・ 最後にT女史から強烈なアドバイス。 辻野建設工業は目指していることの割には会社の内外装、社員の雰囲気、社長の見た目(服装のことかな?)がそのイメージに合っていない。 K氏からも同様のセカンドオピニオン。 私がたじたじになったところでさあ、お開きにしましょう!ということで和やかなお食事会は終わったのでした。